2007年6月30日土曜日

仏教婦人会支部大会

今年も十勝組仏教婦人会連絡協議会の支部大会が各線で行われました。

日時支部会場参加者
5月30日士幌線支部真徳寺130名
6月4日下り銀河線支部照経寺111名
6月8日上り銀河線支部宝照寺160名
6月14日広尾線支部真光寺120名
6月17日拓殖線支部立教寺86名

2007年6月29日金曜日

若坊守会 春の研修会

 2007年6月29日、十勝組七味会(若坊守会)の春の研修会が帯広市西25条南2丁目の茶戸庵で行われ、7名が参加してお茶の入れ方や歴史を学びました。

2007年6月28日木曜日

仏壮パークゴルフ大会



 2007年6月28日、大樹町歴舟川パークゴルフ場にて、第10回十勝組仏教壮年会連絡協議会パークゴルフ大会が開催されました。


 9ヵ寺69名が参加し、賑々しく行われました。


 途中雨に降られましたが、終盤は快晴となり、終了後は参加者全員でバーベキューを囲み懇親を深めました。

2007年6月16日土曜日

「お経を読ませていただく心構え」 新得町 立教寺 千葉照映

 ようこそお電話くださいました。十勝組テレホン法話でございます。

 よく、お経を聞かせていただきますとありがたいですね、心が休まりますね、ということを耳にいたします。

 さて、ありがたいと言っている方に理屈を言うようで申し訳ないのですが、いったいどういうところがありがたいのでしょうか。

 お経の中身がわかってありがたいのか、それとも世間の相場ではお経はありがたいものときめてつけているのか。

 恐らく後者ではないでしょうか。私たちも含めてほとどんどの方はお経を聞いて内容をすっと理解できる方は少ないのではないでしょうか。

 特殊な語学を身につけている方は別として。無理もないことであります。日本語ではありませんから。

 お経とは、ご存知のとおりインドの国でお釈迦さまがお弟子さんを集めて、自分がさとりを開いた内容、すなわち「ご法話」をされました。2500年昔のことであります。筆記用具、メモ帳があるわけでなく、まして録音器具があるわけでもありません。当時は尊いお言葉は身をもって聞きなさいという習慣がありました。ですからお釈迦さまが生きておられる間は良かったのですが、問題はお亡くなりになった後、出てまいりました。

 メモがありませんから「いやそんなふうには聞いていない、私はこう聞いていた」というふうに少しずつ聞き違いがでてきてしまったのです。

 こんなことではせっかくのありがたいお釈迦さまのご法話が歪められてしまうと嘆かれ、お弟子さん方が集まり、書き残されたもの、それがお経であります。

 そのお経が中国へと渡っていきます。中国ではそれを何年も何十年もかかって中国語へと翻訳されました。やがて日本へも渡ってきたのですが、そこでは翻訳できなかったのであります。それをそのままいただいたのです。

 ですから今、私たちがいただいているのは中国語そのままのお経と言ってもいいわけです。日本人が中国語のお経を聞いているわけですから理解しがたいのも当然のことであります。

 理解した者だけを救うという教えではありませんが、お釈迦さまが生涯かけて、命をかけて説き続けてくださったみ教えであります。

 解らせていただこう、味合わせていただこうとする心の中から読ませていただく、それがお経を読ませていただく真摯な心構えではないでしょうか。

 お電話ありがとうございました。担当は立教寺、千葉照映がさせていただきました。